3D Printer

樹脂の粉末材料をレーザーで溶融・焼結しながら立体を作り上げる粉末焼結積層造形タイプの3Dプリンター。

従来の切削加工や板金・プレス加工、射出成型加工では不可能だった複雑な立体形状を、3Dデータさえあれば自由自在、思いのままに造形。

宇宙・航空・医療・産業デザインなど多くの分野において幅広く3Dプリンターが活用され、試作品だけに留まらず最終製品を直接造形することも可能にする新たなカタチのモノづくり。

RaFaEl550仕様

RaFaEl550の最大の特徴は、大きなワークサイズです。大型部品を分割せずに一体で造形できます。
また専用の光学系が搭載されておりビーム径をφ0.48mまで絞り込むことで高精度かつ高精細な造形が可能となり生産性世界一のシステムと呼ばれています。

機種名 RaFaEl550 (ASPECT社製)
最大実造形サイズ 480mm×480mm×480mm
最大走査速度 15m/sec
レーザー 100W CO2レーザー
ビーム径 φ0.48mm
積層ピッチ 0.08~0.2mm
温度センサー 造形エリア=8個の測温体と1個の赤外線センサー
左右の供給エリア=各1個の赤外線センサー
材料 ナイロン12 靱性に優れ造形後の面粗度が良好、
デザイン評価にも最適
ナイロン12 +
ガラスビーズ入り
ナイロン12と比べ高気密性、
剛性及び耐熱性にも優れ、
風洞実験や機能評価に最適

お取り寄せ・造形可能材料

3D Printerの方式比較

  粉末焼結 FDM 光造形
メリット ・大きなサイズが造形できる
・強度があり最終製品の造形が可
・機能試験が出来る
・サポート材の除去なし
・材料リサイクル可
・複数を一度に造形できる

・安い
・簡単
・汎用材料(ABS等)が使用可

・安い
・微細な造形が得意
・内部構造の可視化が出来る
 (透明材料が使用可)
デメリット ・コストが高い
・表面精度は光造形に比べ荒い
 (後加工での修正可)
・もろい
・サポート除去に手間
・造形に制限あり
・経時劣化が起こりやすい
・サポート除去に手間
・強度に難あり
比較画像 比較画像
※クリックで拡大します。

保有材料

材料・種類 特性
ナイロン12
  • 溶融時の流動性を改善し、優れた面粗度を実現
  • 微細性も向上し、デザイン・機能評価用モデルに最適
  • 優れた物性バランスで、多様なRM用途にも使用可能
ナイロン12 +
ガラスビーズ入り
  • 流動性が高く高密度で、優れた面粗度・高気密性を実現
  • 剛性や耐熱性に優れ、風洞実験・機能評価用に最適
  • 自動車のエンジン周辺アプリケーションにも最適

お取り寄せ・造形可能材料

お取り寄せ日数や金額についてはお問い合わせください。

材料・種類 特性
ナイロン6 +
ガラスビーズ入り
  • 優れた機械的特性、耐熱性を有する
  • 自動車部品(インテークマニホールド等)に最適
ナイロン11
  • ナイロン11をベースとしたPPライクの材料
  • PPやABSに近い堅牢性や耐衝撃性を有する
  • 優れた柔軟性を有し、ヒンジ形状や家電用途に最適
ナイロン12 +
カーボンファイバー
  • 優れた機械的特性を有する高機能材料
  • 風洞実験や機能評価のアプリケーションに最適
ポリプロピレン
  • ランダムタイプのPPで、優れた柔軟性と靭性を有する
  • 破断伸び等の物性に優れ、耐衝撃性モデルに最適
熱可塑性エラストマ
  • 硬度Shore A 60の材料で、ゴム部品等の評価用に最適
  • 優れた引裂強度により、堅牢性が必要な用途に最適
熱可塑性エラストマ
  • 硬度Shore A 90の材料で、ゴム部品等の評価用に最適
  • A60に比べ、良好な面粗度と微細性を有する

お問い合わせ

お問い合わせ電話番号

※3Dプリンターの件とお伝えください。

メールでのお問い合わせはinfo@yasuda-ss.comまでお願いいたします。